「自分で経済をアップグレードしてみんなの所得を増やせるプロジェクト」
— ジブ経プロジェクト —
何を目指すの?
経済の格差問題を解消して、収入を増やします。
「誰でも、普通に働けば、安心して普通の生活や子育てができる。頑張れば、家や車も持てて、生活にゆとりがある。」
リクエストランド技術を使い、日常生活の中で小さな工夫を積み重ねることで、私たちの経済をアップグレードして、格差が縮まり過度な競争が必要なくなる次世代の経済 — 人類の夢 — を育てます。
どうやるの?
Distribute Income Directly Yourself, DIDY.
何かを買うときに、ランキングやレビューの上位にないお店や商品も含めて、できれば近くのお店から、自分に一番合うものを探して、より多くの販売者に収入の機会を与えること、だけです。
経営者も社員の給料を増やし、地域と経済全体の活性化による収益拡大を目指します。
参加者は各地域にコミュニティを作り、初心者へのレクチャー、営業での利用事例の情報交換やお茶会をして、友人を作ります。
リクエストランドを使う人が増えるほど、収入の機会がより広く分配されて、あなたの収入も増えるでしょう。
誰がやっているの?
誰でも歓迎です。リクエストランドを使うだけです。
産業技術総合研究所・筑波大学・東京大学発の社会的スタートアップのピース・アンド・パッションが、世界中のすべてのリクエストランドのユーザーと協力者と共にこのプロジェクトを進めています。
勉強すればよくなる? 企業努力すればいい?
どんどん広がる収入の格差の問題に対して、政府も地方行政も、多くのNPOも努力をしています。例えば、教育の向上です。
例えば韓国では、格差からの唯一の出口、大学への進学率が大幅に上がって、75%になりました。生活も国も豊かになりました。
しかし、教育はある人の社会階層(ランキング)を上げる努力なので、上がる人がいれば、下がる人も出てしまい、ゼロサムゲームです。非常に厳しい受験の競争に勝つためは、大きな教育費の負担が必要です。女性1人が産む子供の数である出生率は0.75に下がり(2024年)、世界最低水準です。教育費の借金で、また格差が広がります。単に教育をすればいいいというものでもありません。
給料を出す立場の企業は、検索順位(ランキング)を上げるSEO、レビュー数の確保、ソーシャルメディアでの露出など大変な努力をしています。これらはランキング経済でゼロサムゲームなので、競争はますます厳しくなっています。そこで耐えきれず、精神を病んでしまった人が、周りにいるのではないでしょうか。
毎日の勉強も、NPOの努力も、企業の努力も必要で大切です。しかし、そこで頑張っている人は誰でも思います。「ますますひどくなる。壊れている経済システムを根本から変えないとダメなんじゃないか? だが、そういうのは国家がやることで、ワタシができることじゃない、、、」。ところが、国民の要請に応えられなくて、政権がコロコロ変わる国が多いです。
お金は経済の血液で、それが一部にとどこおっているのが格差の拡大です。体の一部だけ血が来るようしても、顔色は青く、あちこちが腐っています。
今、あなた自身は困っていなくても、子供の世代、孫の世代が困らないと言えるでしょうか?
では、今の経済を少しだけアップグレードして、体全体に血液が巡る、自分の収入が増える、地域も潤う、ゼロサムゲームにならず経済全体が発展する、それが自分で簡単にできるとしたらどうでしょうか?
このプロジェクトは、技術で手助けをして、何かを買うときに多くの販売者に収入の機会を分配できるようにして、お金の巡りをよくしようとするものです。それがどういうことか、以下でもう少し詳しく説明しましょう。もちろん、これは底上げの手段一つであって、問題を全て解決するわけではありません。いろいろな対策が必要です。
良いお店との幸運な出会いを
買い手も売り手も得をする不思議な仕組みで経済格差の問題を解消する(仮説)
何かを買う時、商品もお店もとても多いです。探しきれません。つい検索の上位や、おすすめ、ランキングの上位から買ってしまいます。
この図の中の、グラフの線は、グーグル検索の結果がどのようにクリックされているかを示しています(Advanced Web Ranking CTR)。
検索順位の1位から4位くらいまでの企業に極端にアクセスが集中し、6位以下は3%以下のクリック率しかありません。広告費をかけられる会社はランキングの上位になるので、注文が集まってブランド力がつきます。高く売れて、ますますリッチになります。「おすすめ」の場合も、AIが大多数が言っていることを繰り返すことが動作原理なので、人気商品の露出が高くなります。
一方で、大部分の販売者は(あなたの会社も含めて!?)、良い商品を開発してもなかなか注目してもらえません。売値を下げざるを得ず、ますますプアになっています。日本の企業のほとんどを占める中小企業は、従業員の給料を上げる余力がありません。
自由な社会で格差をなくすのは無理ですが、「まともな生活ができない」、競争社会の不安のために「夜ちゃんと眠れない」という問題はなくさないといけません。
そこで、ランキング上位以外の企業も含めて、購入者との出会いの機会を広げることが必要です。
「調べて買う」バンバンボードでは、今までよりたくさんの販売者や商品から自分に合う商品を効率よく調査できます。「聞いて買う」リクエストでは、ランキング上位以外の販売者も含めて、専門知識を持った販売者がリクエストを読んで、適した商品を提案してくれます。
一般的に、ランキング上位以外の製品は競争力を得るためにより低い価格設定にしていますから、購入者にとっては、安くて良い「隠れた宝物」を見つける機会となります。
多様な販売者との出会いの機会を増やすため、リクエストに提案を希望する販売者が指定の数より多い場合には、システムはランダムに販売者を選択します。リクエストランドの運営費となる、任意の額のエントリー手数料を払うと、お礼に選択される確率が多少増えます。エントリー手数料は0円でも構いません。
ユーザーごとの月会費はなく、低廉な従量制の利用料です。結果的に売上と利益が増え、従業員の給料の原資となります。
本プロジェクトでは、利益が増えた企業の経営者に従業員への分配を増やすことを求めています。
多くの場合、買う人は良いものを安く買えるのに、多くの販売者は今までと同じ価格でも売り上げが増えて、従業員の給料も上がる仕組みです。
地図を使って、まず近隣の地域の店に欲しいものがあるかを聞くことができます。近くで買えれば、地域でお金が回ります。付加価値が増えれば地域は栄えます。今までランダムシャッフルだったネット通販の配送のCO2は減り、非常に有力な温暖化対策になります。
「聞いて買う」リクエストではなく、自分で調べて買う時にバンバンボードを使えば、カードを並べ変えながら、じっくり比べられるので、ランキングに関わらずに、自分に一番合う商品を見つけられます。
中小企業を中心としたランキング下位の生産性を向上することにより、ふたつのループを作ります。一つは、労働者の賃金が増えて消費が増加し、地域でお金が回るようになる小さなループ。もう一つは、幸せな結婚や出産が増えて地域が活性化し、ランキング上位も含む地域全体でお金が回る大きなループです。
私たちは誰でも、自分でこのダブルループをグルグルと回して、だんだんと上昇させることができます。ランキング下位も上位も豊かになります。CO2が減り、異常気象は減ります。
国や自治体の再配分には限界があります。自分たちの力で経済格差問題を減らし、みんなが豊かに暮らせる次の時代を作りましょう!
AIもインターネットも、自由市場も資本主義も私たちの経済を発展させた。しかし、広がる格差が不安と分断を生み、テロや戦争の時代になってしまった。
「自分で経済をアップグレードしてみんなの所得を増やせるプロジェクト」は、そういうディストピアから復活する道だ。10年以上、日本の小さな学生アパートで2人の男が作り続けてきたこれは、不安を抱える私たちが、自らの手で切り開く未来への道なのだ。
宮崎駿や多くのクリエーターが描く、ディストピアからの再生やユートピア。その背景にある「テクノロジーと人間の調和」や、「人の心を失わずに生きる暮らし」という価値観と、経済の発展を人の手でつなぐのが、このプロジェクトと言えるかもしれない。
私たちの経済をアップデートしよう。自分自身で、すべての人のために。
多くの人がよい収入を得る機会を増やす。中間所得層を厚くし、社会を安定させ、長く続く成長を目指す。これは繁栄する経済への王道だ。
プロジェクトの目標︎
経済格差問題の解消と地域の活性化をめざす新技術リクエストランドを使って、こういう目標を目指すプロジェクトです。ユーザー登録をして、次の時代を作りましょう!
- みんなの収入を増やし、深刻な格差問題を解消する。地域経済の好循環を生む。
- 普通に働けば普通の生活や子育てができる。頑張れば家も車も持てるし、生活にゆとりがある。
- 安心して暮らせて、過度な競争がない次の経済にアップグレードする。子供や孫の世代に、今より少しでも良い世の中を渡す。